
とはいえ、飲み会に行かないキャラを作るのって、どうなんでしょう?
飲み会との向き合い方に、かなり困惑しています。道しるべをください。
今回はこんな悩みにお答えします。
本記事の内容
・飲み会に行かないキャラを作るデメリット
・飲み会に行かないキャラ作りはやめよう
本記事の信頼性
・飲み会:昨年約100回→今年約20回ペース
昨年は飲み会の回数が月6.7回ありましたが、今年は月2回ほどに減らしました。
飲み会のメリットもデメリットも熟知しているので、経験を踏まえてお伝えします。
飲み会に行かないキャラ作りをすると、たぶん消耗します。これから先も会社勤めをしていく中で、キャラを演じ続けるのはかなり無謀です。
本記事では、飲み会に行かないキャラを作るメリットやデメリットを解説しつつ、実際に飲み会とどう向き合うべきかをご紹介します。
飲み会に行かないキャラ作りで少し消耗している人や、これからキャラを作ろうと考えていた人は、最後まで目を通してみてください。
もくじ
飲み会に行かないキャラを作るデメリット

飲み会に行かないキャラを作るデメリット
まず、飲み会に行かないキャラを作るデメリットは3つです。
・デメリット②:チャンスが来たときに掴めない
・デメリット③:人として可愛がられない
1つずつ具体的に解説します。
デメリット①:仲間と信頼関係が作りづらい
飲み会に行かないと、上司や同じチームの仲間と信頼関係が作りづらくなります。
なぜかというと、仕事や1つのプロジェクトに対する想いや考えは、普通に仕事をしているだけでは見えてこない場合があるからです。

その通りで、飲み会で相手のことを知って、少しでも信頼関係を深めるためには「準備」をすることが大切です。
具体的には、飲み会の目的を決めて参加することで、上司や仲間とより仕事がしやすい状況をつくることができます。
例えば、「今日は先輩の◯◯さんと距離を縮めよう!」とかでOKです。

僕の場合は、下記のネタをうまく活用しています。
・挫折を乗り越えた経験
・仕事で大切にしていること
このあたりの話しをお互いに話すことで、仕事中には見えない「素」の部分が見えて、距離がグッと近づくことも多いです。
飲み会に行かないとを会社の仲間と信頼関係をつくりづらくなるので、人間関係のトラブルも増えてかなり消耗しますよ。
デメリット②:チャンスが来たときに掴めない
飲み会に限りませんが、自分の動きを極端に制限してしまうと、チャンスが来た時に柔軟に動けなくなってしまいます。
チャンスを掴むためには、「いつチャンスが訪れてもいい準備」が重要だからです。

分かりやすいように、具体例を出しますね。
ある時、目標達成した4人のチームで飲みに行こうとなった時に、「僕は遠慮しておきます」と断ったメンバーが1人いました。
ところが、そんな時に限って、「達成祝いをしているチームがある」と聞きつけた部長が、飲み会の場に顔をだしたのです。
この話しから伝えたいことは、控えめに言って「前向きな飲み会」には参加したほうがチャンスが増えるということです。

デメリット③:人として可愛がられない
会社とはいえ、日頃からお世話になっている方や、気にかけてくれている方からの飲みの誘いを断る人は、たぶん可愛がられません。
誘ってくれている人の気持ちを無視して、自分のことしか考えていないからです。

面倒くさいと考えるのは簡単ですが、なぜその人がその時あなたを誘ったのか、少しだけ考えてもいいかもしれませんね。
もしかしたら、ここ数日間のあなたの表情が曇っているように見えて、心配して誘ってくれたのかもしれません。
業務中に厳しい指摘をしてしまったことを悪く思い、誘ってくれた可能性もあります。

誰かがあなたを飲みに誘うのは、理由があるからです。それをむげに断る人は、やっぱり人として可愛がらません。
会社組織で働くということは、1人で働くこととは意味が違うので、周りの気持ちを配慮した行動をとりましょう。
飲み会に行かないキャラを作るメリット

飲み会に行かないキャラを作るメリット
次に、飲み会に行かないキャラを作るメリットも3つあります。
・メリット②:自分のお金を節約できる
・メリット③:心身ともに健康になれる
こちらも、1つずつ順番に解説していきます。
メリット①:自分の時間を増やせる
飲み会に行かないと、やりたいことや好きなことに投資できる時間が増えるのは事実です。
飲み会に1回いくだけで最低2時間、二次会で終電までいくと4時間くらいの時間が飛ぶので、それがなくなるとかなりの時間が空きます。
僕も以前は週に2回とか飲み会に参加していましたが、今は月に1.2回ほどしか参加していません。これを年間で考えると100時間以上の削減です。

ちなみに僕は、飲み会の回数を減らしたことで副業に時間をあてることができ、月5万〜10万円の副収入を稼げるようになりました。
副業だけでなく、趣味の時間や、大切な人との時間などに今よりも時間を注げるようになることは、大きなメリットです。
メリット②:自分のお金を節約できる
会社の飲み会に行かないと、無駄なお金を抑えて貯金にまわしたり、未来の投資にあてることができます。
会社の経費で飲める機会も減ってきているので、1回あたりの飲み代にかかる費用も個人にとっては馬鹿にならないからです。
ちなみに過去の僕は、最大で下記の費用が毎月かかっていました。
平日:1次会4,000円×月4回→月16,000円
合計:月56,000円
これを高いと思う人もいれば、「自分はもっと、、(泣)」という人もいるでしょう。
先輩や上司がおごってくれたり、会社の経費でまかなえる場合はともかくですが、たぶんほとんどの方が自腹で払うことが多います。
僕は会社の飲み会を減らして、お金のストレスからかなり開放されました。飲み会にいかないことで得られるお金の恩恵は大きいです。
メリット③:心身ともに健康になれる
飲み会の頻度が減ると、心身ともに健康になる場合が多いと思います。
お酒の飲みすぎやタバコの受動喫煙なども回避できますし、時には上司や同僚からの精神的なストレスからも開放されるからです。
会社の風土が体育会系だったりすると、量を飲むことも多いと思いますが、当然体にとっても良くありません。

また、時にはどうしようもないくらい嫌な人っていますよね。飲み会で愚痴ばかりこぼしていたり、嫌味なことを言ってくる人です。
飲み会に行かないことによって、こういったマイナスのダメージから開放されることも、大きなメリットだと思います。
飲み会に行かないキャラ作りはやめよう

飲み会に行かないキャラ作りはやめよう
飲み会に行かないキャラ作りのメリットとデメリットを解説してきましたが、正直デメリットもあればメリットもあるという感じです。
ここからは、キャラ作りをせずに「飲み会」と上手に向き合う方法を解説していきます。
「行くべき飲み会」を選ぶことが最重要
会社の飲み会と上手に付き合うためには、「行くべき飲み会」を選ぶことが大切です。
行くべき飲み会を選ぶことで、飲み会のメリットを活かしつつ、お金や時間や健康面での負担を減らすことができるからです。

下記のような飲み会を狙っていくようにしましょう。
・尊敬する上司や先輩との飲み会
・部下と信頼を築くための飲み会
達成祝いなど目的が明確な飲み会
まず、目標達成などを労う飲み会であれば、月1程度は参加するべきだと思います。仲間と同じ目標を達成した時は、建設的な会話もできるはずだからです。
尊敬する上司や先輩との飲み会
次に、尊敬する上司や先輩との飲み会には進んでいくようにしましょう。あなた次第で、仕事や人生に有益な話しができるので、コスパ最強の投資です。
部下と信頼を築くための飲み会
最後に、部下がいる方は、大切な部下との飲み会も軽視できません。しっかりと信頼関係をつくることで、あなたの仕事をサポートしてくれるはずです。
このあたりを意識して飲み会を選べば、たぶん月1.2回に落ち着いてくるかなと思います。

キャラ作りは疲れると思うので、「ごめんなさい、今月飲み会いきすぎでお金が…」などと、普通に断ればOKです。嘘をつくと信頼をなくしますよ。
飲み会が苦痛なのは、会社に「難あり」かも
どうしても飲み会が苦痛という場合は、たぶん飲み会が苦痛なのではなく、その会社に勤めることが苦痛なんだと思います。
なぜなら、飲み会はその会社の社風や考え方を、リアルに反映する場でもあるからです。

ストレートに言うと、あまり業績がよくなかったり、社内がギスギスしている会社は、飲み会の雰囲気も良くない場合が多いです。
一方で、業績も好調で、従業員がイキイキと前向きに働いている会社は、飲み会も気持ちがよく、お互いを尊重しながら明るく飲んでいます。
もしも、このまま毎日メンタルを擦り減らすのは耐えられないという方は、一度転職エージェントに相談してみてもいいかもしれません。

働きやすい企業に強い転職エージェント3社
・リクルートエージェント:転職支援実績No.1なので、安心して任せられます。
・マイナビエージェント:20代に信頼されている転職エージェントNo.1です。
・dodaエージェントサービス:転職者満足度No.1の転職エージェントです。
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まとめ:飲み会に行かないキャラを作ると消耗します

まとめ:飲み会に行かないキャラを作ると消耗します
飲み会に行かないキャラを作ると、少し消耗しそうなことをイメージして頂けましたか。
飲み会と上手に付き合っていくことができれば、仕事においてもあなたの人生においても、有益な場所にしていくことができます。
もしそのイメージが湧かないようでしたら、たぶん今の会社はあまりいい環境とは言えないかもしれませんので、転職もありかもしれません。
サラリーマンにとって会社は人生のメインステージなので、変にキャラを作ることなく、あなたらしく働いていきましょう。
それでは、今回は以上となります。